のれんを作成する際にのれんの文字を無償のパソコンフォントで
妥協する人がたくさんいます。
商業書道のようなプロに頼むと費用がかさむため、デザインを切
り捨てることも一つの手だと思います。またのれんの発注作業を
後回りし、短納期で依頼することで費用がよりかさんでしまうな
んてこともあります。
しかし、これはお店の顔として使用されることも多く、そのデザ
インをないがしろにしてしまってはあまり良い印象を抱けません
し、そのお店自体に印象を持たせることも難しくなってしまいま
す。せっかく看板などに力をかけたとしても、これ一つの印象で
すべて無駄にしてしまうなんてこともあるかもしれません。
では文字を入れる際に注意すべきポイントはどのようなものがあるのでしょうか。
まず、お客様に印象付けることが大切です。お店の顔となるのれんのデザインでお客様の印象を抱
いてもらう、かつその印象を良いものにすることはとても重要です。
良いデザインにはシンプルでいらないものが何もないというポイントがあります。文字自体の曲線
やはね・とめなどのデザイン性、絶妙なバランスの配置や余白が良いデザインだという印象をつけ
ることにつながります。そして、これらを可能にするのがモリサワフォントとなっています。
暖簾屋でモリサワフォントは使えるの?
モリサワフォントとは文字の基礎となる骨格をデザインしたり、約3万通りの熟語を組んで位置や
大きさ、濃度をチェックしたりするフォントです。
高い可読性と視認性、文字の並びの美しさを実現できるよう開発されており、印象付けたい文字にはぴったりです。このように時間をかけて試行錯誤を繰り返しながら制作されているため、質の良いフォントだとされています。配置などのデザインを行う際にこのフォントがあるとデザインの幅が大きく広がり、より印象付けやすい洗礼された文字を記入することができます。さらに、書道家に依頼するわけでもないため費用を安く抑えることが可能となっています。
これよりプロの書道家にオリジナルの文字を依頼すると、やはり費用がかさんでしまうので避けた
いという人も利用しやすくなっています。このフォントを利用することができる暖簾屋はいくつか
あります。
もしのれんを作成しようとしている人で、費用がかさんでしまうからとのれんの文字の妥協を考え
ている人は、ぜひ一度依頼する暖簾屋に相談してみてください。作成を後回しにするのではなく、
看板と同じくお店の顔をお店こだわりのデザインで実現するようにしましょう。